大雪!の報恩講

カズ君、ルリちゃんと報恩講法要

カズ君、ルリちゃんと報恩講法要

 
 
 

平成29年1月14(土)、15日(日)、
京都の華光会館での報恩講にお参りしました。

 
報恩講とは、
浄土真宗の祖師親鸞聖人の祥月命日に、
報恩謝徳のために営まれる法要です。

 
浄土真宗では、
最も重要な法要です。

 

 親鸞聖人が入滅された日は、
1262年11月28日(グレゴリオ歴換算1263年1月16日)です。

 
西本願寺では新暦で換算した1月16日に、
東本願寺では旧暦のまま11月28日に営まれます。

 
本派本願寺では1月9日~16日まで
報恩講法要が行われていました。

雪の西本願寺

雪の西本願寺

 
 
 

 華光会館では、
こじんまりと1月13、14日の2日間、
報恩講の行事を執り行いました。

 
 
 
 

わずか2日間の法要ですが、
私の求道中はそうそうたる
先生方が法話をされ、

 
分級座談も厳しく、
怖い法座というイメージでした。

 
特に悟朗先生の分級は
強信な人がズラリと並んでおり、

 
「わかりません」というと、
ご同行から「まだそんなことを言っているのか!」
と怒鳴られた記憶があります。

 

雪をかぶった親鸞聖人

雪をかぶった親鸞聖人

 
 
 

 報恩講を控えた週の初めに、
増井信先生から夜、電話がありました。

 
4座の法話がありますが、
そのうちのお一人の先生が
インフルエンザにかかり、
 

増井信先生は、
すでに他の先生の替わりに
2座受け持っているとのことです。

 
昔のプロレスファンとしては
受け身を取らなければなりません。

 
これもご縁ということで
引き受けさせて頂きました。

 

 その週は月曜日が成人の日だったので、
すでに火曜日です。

 
会館での法話はまだ1回しかしたことがなく、
通算でも3回のみです。

 
まず不安になるのは、
果たして1時間もつのかということです。

 
家内は、「問題は話し方よりも、
まずは内容よ!」ということで、
早速、原稿書きを始めました。

 

聞法会館前の雪景色

聞法会館前の雪景色

 
 
 

 先月、龍谷大学大学院のゼミで、
『教行信証』「行巻」の六字釈を
していましたので、

 
思い切って「六字釈」を
テーマに原稿を作成しました。

 
遅々として進まず、
調べれば調べるほど、
大学院での発表みたいな
原稿になってしまいます。

 
 木曜日に大学院授業のために
京都に移動しました。

 
ところが、親戚で不幸があった
との連絡が入ります。

 
金曜日に通夜で、
土曜日に葬儀とのことです。

 
慌てて、京都から博多に戻りました。

 

葬儀に参列して、
そのまま新幹線に乗れば、
担当の夜の座になんとか間に合います。

 

華光会館の前で

華光会館の前で

 
 
 

 当日、京都への新幹線での移動中、
線路にものが入ったため
停止するというアナウンスです。

 
ヒヤッとしましたが、
20分遅れでなんとか到着しました。

 
お陰で、新幹線のなかで
家内から原稿のチェックを
徹底的に受けました。

 
大学の発表のようなところは、
さっぱりわからんということで、
大幅にカットです。

 
話の順番も原型を
留めないくらい入れ替えました。

 

 「六字釈」とは南無阿弥陀仏の
六字の解釈です。

 
昨年、公開されたアニメ映画に絡めて、
お話をさせて頂きました。

 
「君の名は。」はまさに六字のご名号、
「聲の形」は声を聞くですので聞名、

 
「この世界の片隅に」は
「善太郎が、地獄で泣いていがるを
ひと目この阿弥陀如来は、
ご覧あらせられたのが不憫のはじまり」
につなげ地獄一定の我が身をお話しました。

 
 翌日の朝は、
京都では2年前の正月以来の
大雪で一面銀世界です。

 
大雪の報恩講となりました。
聖人が還帰されたときも
雪だったそうです(証子ちゃん説)。

 
そして、何よりも学生時代からの
友人である名古屋のY君が
「自分は何も聞いてこなかった」と、

 
下がらない頭が下がっているのがとても尊く、
忘れがたい報恩講となりました。

山崎隆弘

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