「第38回 中村寛さん」

東京法座での中村寛さん

東京法座での中村寛さん

 東京都調布市の中村寛さん68才です。
防水・内装工事の家業を引き継ぎ、社長業をやっていました。52才のときに母親が79才で亡くなります。
 
 
 浄土真宗の檀家でしたので、お寺で親鸞聖人の教えを聞きますが、救われません。教えを聞かせてくれるところ探し求めます。
 
 
 インターネットで、真宗カウンセリングをしている人の掲示板で、舟本賢也さん、M先生などと縁ができます。話している内容は間違いないとは思いますが、チンプンカンの状態でした。
 
 
 東京での増井悟朗先生の法座に誘われます。数百人は参詣者がいると思い、法座の前に面接もあるのではと身構えていくと、参加者は30名程度であっけにとられます。
 
 
 法座では「如来の遺弟悲泣せよ」の法話を聞き、ショックを受けます。自分が助かることしか考えていないと恥ずかしくなり、出直すしかないと思います。
 

夜中1時過ぎの懇親会での中村さん(右)

夜中1時過ぎの懇親会での中村さん(右)


 
 1日中、念仏を称えて、聖教を読みます。食事もせずに念仏を称えます。獲信しないとお母さんを救えないと、4日間必死で行い、精魂尽き果てます。
 
 
 これ以上はムリと、疲れてソファに座っている時、ビジュアルで黒いものが近づいてきました。それが地底まで続いている。これが自分だ! と感じます。
 
 
 
 自分の中に仏性があると思っていましたが、自分が、オレがの心しかありません。自分はもう終わりだ、残されたのは自分の後生だと悲歎したとき、真っ白いものが飛び込んできました。
 
 
 あまりに突然のことで、その瞬間驚くだけでしたが、数秒後に阿弥陀様の心と感じます。お聖教を読むと、お心がスーッと入ってきて、涙がポロポロでます。
 
 
 これは何だろう? 意味を知るため、もう一度3日間念仏・聖教読みをします。阿弥陀様が自分を捕まえたことが判ります。
 
 
 3日やって間違いないとなり、悟朗先生にお手紙を書きます。先生はとても喜ばれたそうです。まさに頓機(早く信心頂く)の方です。
 

山崎隆弘

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