「第28回 丸山顕子さん(前編)

家庭法座での丸山顕子さん

家庭法座での丸山顕子さん

『いっちょんひげんの彼方 仏さまに出遇えてよかった』

『いっちょんひげんの彼方 仏さまに出遇えてよかった』


 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

京都市在住の丸山顕子さんです。
丸山さんには『いっちょんひげんの彼方』(自照社出版1,200円)という著書があります。

 

 「いっちょん」とは、博多弁でもいいますが、全然、全くという意味です。
丸山さんは福岡県の朝倉の出身です。
「ひげん」とは嫌いという意味だそうで、「なにもかもイヤだ」というのが小さい頃の口癖でした。

 

 お姉さんが生まれた時は、初めての子で大変喜んでいた父が、
顕子さんのときには、男の子ではなかったため、
ほぼ見向きもされず「要らない子」と思い込んでしまいます。

 

 父はキライでしたが、学校に行けなくなったのは反抗や反発からという実感はありません。
アドラーの心理学 では「復讐」となりますが、
顕子さん自身では、無意識のところなので、その時は実感しませんでした。

 

 無意識の悪気に気付かねば、本当には変われないのは分かりますが、
落ち込んでいる時に人から指摘されたら、ますます傷つき、理解できない気がするので、
顕子さんは相手によりそうロジャースやジェンドリンの方法の方が好きだそうです。

 

 小六の時、友人からのイジメにより、不登校になります。
学校の先生をしていた父親は、自分に対する反抗と受け取り、
お父さんから首を絞められたこともあるそうです。

 

 高校生の時に父親が亡くなり、17才の時に最初の自殺未遂をします。
次に決して私をありのままに認めてくれない、母親に対する嫌悪感を覚え、
社会に適応できずにひきこもりとなります。25才の時に、2度目の自殺未遂をします。

 

 35才の頃、お母さんの定年が近づき、社会への適合を焦ります。
カウンセリングを受けていましたが、
あるとき「本願寺新報」に載った「真宗カウンセリング研究会」に興味をもち、3泊4日の合宿に参加します。(次号へ続く)
        

山崎隆弘

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