「むらつ歯科クリニック 25周年記念パーティ」

村津大地先生による記念講演

村津大地先生による記念講演

 
 

早いもので昨年7月
村津和正先生が62歳で
ご逝去されて7カ月が
過ぎようとしている。

 
 
 
 
確か先生はバレンタインデーがお誕生日で、
還暦のお祝いを盛大にしたのが
昨日のことのように思い出される。
 

 先生の亡き後を継がれたのは、
3人のお子様方。

 
ご長男で歯科医師である
大地先生は和正先生が亡くなる
1年前に跡継ぎとしてクリニックに入り、

 
「大ちゃん、大ちゃん」と嬉しそうに
先生が息子さんを呼んでいた
姿が微笑ましかった。

 
次男の万里先生は歯科技工士。
そして長女の真理子先生は歯科医師。

 

 創始者の後を継ぐのは
とても難しいことだと思う。

 
ましてや強烈なキャラクターの
和正先生の後をどうやって
継いでいくのか誰もが心配していたことだと思う。

 

 と、そこへ、
2月19日「歯臓革命創業25周年祝賀祭のご案内」
(ホテル日航福岡)が届いた。

 
和正先生には大変お世話になった。
これは行かなくちゃ。

 
1年間はお祝い事は避ける慣習があるが、
さすが村津家。

 
先生のご意向かもしれない。
パーティを開くという。

 

「信州そばむらた」店主の村田隆久さんと

「信州そばむらた」店主の村田隆久さんと


 
 
 

 前半の1時間は大地先生が
「次の25周年への新たな一歩」
と題してご講演をされた。

 
 
 
 

とても分かりやすい! 
非常に論理的で、
物事を疑ってかかるところからスタート。

 
だから俄かに信じがたい
「歯は臓器」という論理を理路整然と話してくださる。

 

 和正先生が噴き出すマグマとするならば、
大地先生は滔々と流れる大河という感じがする。

 
「歯は臓器」を提唱したのは和正先生で、
広めるために大地先生はいるのだと思った。

 
途中、何度も笑わせてくれる。
しかもダメな自分を隠さず話す。
とても正直だ。

 

 後半は食事をしながら
「歯臓革命第二ステージの展望」ということで、
万里先生がお話をされた。

 
えっ、これって経営戦略を
発表しているんじゃないの! 

 
つまり和正先生亡き後、
自分たちは先生の遺志を引き継ぎ、

 
自分達らしく新たな展開をしていこう
という決意の発表だった。

 
色々な経営者を見てきているが、
「跡継ぎ問題」に頭を抱えている方は少なくない。

 
僅か短期間で何とか
「歯があるのが当たり前の社会を作りたい」
と経営戦略を考えているとは驚きだった。

 

 面白いエピソードがあった。

 
兄弟3人が幼かった頃、
空手をしていた和正先生に空手着を着せられ、

 
皆でゴミ拾いをして家に帰り、
部屋で先生を前に正座をさせられていたそうだ。

 
その際、先生が
「君たちは人を殺す毒蛇になりたいか、
それとも人に牛乳を与える牛さんになりたいか!」
と言われたそうだ。

 

 3人は震えながら
「牛さんです!」と答えたそうだ。

 
その光景が目に浮かぶ(笑)。
先生言ってそう(笑)。

 
その甲斐あってか、
3人とも医院の後を継ぐのは当たり前で、
それ以外の選択肢はなかったとのことだった。

 

村津和正先生ご両親による「第九」喜びの歌

村津和正先生ご両親による「第九」喜びの歌


 
 
 

 このパーティにも
和正先生のご両親が参加され、
いつものようにアカペラで
「喜びの歌」を披露された。

 
 
 

息子を失っても朗らかに大声で
「乾杯!」と叫ぶ姿に目頭が熱くなった。  

山崎二三代

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check