「ターシャ・テューダー に学ぶ孤独の楽しみ方」

「ターシャ・テューダー静かな水の物語」

「ターシャ・テューダー静かな水の物語」

 
 

NHKのBS放送で一躍人気となった
ターシャ・テューダー。

 
彼女はアメリカ・バーモント州の山中に住み、
絵本作家、人形作家で
素晴らしいガーデニングの持ち主だった。

 
2008年に92歳で亡くなっているが、
彼女の生誕100年を記念して、

 
「ターシャ・テューダー静かな水の物語」
という映画が現在公開されている。
 

 彼女の生き方、知恵、哲学は時代と逆行していた。
動物に囲まれ、自給自足、手間暇かけた暮らし、
広大な庭をひとりで作り上げた。

 
服も流行の既製服ではなく、
自分で着たい服を作った。

 
ローストチキンは暖炉の前で5時間かけて焼き、
手作りの人形には着せ替えの服を誂え、
シチュエーション写真を撮った。

 
今ならインスタにでも載せれば
たちまち「いいね」が世界中に駆け巡るだろう。

 

 そんな彼女の名言集がある。
たくさんある中で、
「心は一人ひとり違います。
その意味では、人はいつも“ひとり”なのよ」というのがある。

 
映画の中で娘へのインタビューが紹介されていたが、
ターシャは誰に会って、
誰に会わないかをハッキリ決めていた、常に選択をしていた、と。

 

 人に好かれることや、
人に迎合することに時間を費やすのではない、
自分の時間を大切に自分の価値観に従って生きる。

 
だから面白くて充実した人生だった。
一人で決めて、一人で行動を起こす。

 
「孤独」と向き合い、「孤独」を楽しむ。
それが人々の共感を生み、
世界中に知れ渡る存在となった。

 
自分に正直に生きたいという
誰もが持つ願望を体現したターシャ。

 
「ひとり」との向き合い方を教えてくれる。   

山崎二三代

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