「空飛ぶタイヤ」

空飛ぶタイヤ 空飛ぶタイヤ

「空飛ぶタイヤ」

監督:本木克英 原作:池井戸潤
出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、
高橋一生、深田恭子、岸部一徳
ある日トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。
事故を起こした運送会社社長赤松は、原因はトラックからタイヤが外れたことではなく、車両の欠陥だと気づき、自ら調査を開始。そこで赤松は大企業によるリコール隠しの現実を知ることとなる。

「見てないんですか!是非みてくださいよ」。ファイブテクノロジー(株)の登坂社長のご推薦で「空飛ぶタイヤ」を見に行った。
 
 
日頃、中小企業とお付き合いをしているほぼ家内制手工業の事務所で働く私としては、前のめりになって見入った。断然、当然、赤松運送を応援した。
 
 
 そうよそうよ! 大企業のトップごく一部の虚栄心や金儲けのとばっちりが庶民にきているのよ! 政界にしてもしかり、官僚にしてもしかり、世界経済にしてもしかり。
 
 
 経済やお金は公定歩合や証券取引所の株価で動いているのではなくて、歩合や株価を決める人の感情で動いていると言っても過言ではない。
そして大概、損をするのは庶民で儲かるのは各界のトップごく一部。人の命よりも地位とカネが大事。この辺りは原作者である池井戸潤氏の怒りみたいなものを感じる。
 
 
 しかしなあ、実際は本篇に出てくる他の運送業者のように、泣き寝入りをするか、歯向かってもしかたない、そっとしておいてほしいというのが大半の中小企業、庶民の行動だろうなあ。
だって、敵があまりにも大きすぎる。四面楚歌になって正直者がバカを見るかもしれない。なんか弱気な自分・笑。
 
 
 そこのところは映画だから、痛快娯楽的に描かれていて、スカッとする。現実もこうあって欲しいし、こうあるべきだと思う。
この映画をきっかけに「陸王」「下町ロケット」を今更のように見始めた私達。うーん、面白い! 

山崎二三代

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