ハクソー・リッジ

「ハクソー・リッジ」

ハクソー・リッジ

監督:メル・ギブソン
出演: アンドリュー・ガーフィールド、
テリーサ・パーマー
製作年度:2016年
第2次世界大戦の沖縄戦で
75人の命を救った米軍衛生兵
デズモンド・ドスの実話を映画化した戦争ドラマ。

 

『マッド・マックス』『リーサル・ウェポン』シリーズで
アクションスターだったメル・ギブソン監督作品です。

 
かつてスターで巨匠の域に達している
クリント・イーストウッドを彷彿とさせます。
監督としては『ブレイブハート』でアカデミー監督賞を取っています。

 

 そんな経歴よりも何よりも、映画が素晴らしかったです。
昨年の日本アニメの『この地球の片隅に』は
広島の呉での原爆投下前日の大空襲の話でした。
戦闘シーンは一つもでてきませんが、凄い反戦映画となっています。

 

 『ハクソー・リッジ』は第二次世界大戦の沖縄の
ハクソー・リッジ(前田高地)での激戦が描かれます。

 
ハクソーとはノコギリ、リッジとは崖の意味で、
この地の約150メートルの断崖絶壁が、
ノコギリのように険しくなっていたことから、
苦戦を強いられた米軍がこの崖をハクソー・リッジと呼んだそうです。

 

 クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』が1945年3月のことで、
ハクソー・リッジの戦いが1945年5月になります。いずれも相手は日本兵です。

 

 主人公のデズモンド・ドスは、志願して兵役に就きますが、
ある信念から銃を持つことを拒否します。

 
ジャクソン基地での仲間、上官からの執拗なイジメにも耐え、
衛生兵として戦地に赴きます。

 

 ですから、ドスは武器を持たずに、医薬品を抱えて戦場を駆け巡ります。
戦闘シーンはCGを使わないというギブソン監督の手法により、かなりリアルで迫力があります。

 

 衛生兵として従軍し、75名の負傷兵をハクソー・リッジから下ろします。
これが実話ということに驚きます。
家内に言わせれば、私は真っ先に下ろされるそうです。

 

 映画の最初の方は、ヴァージニア州でのテリーサ・パーマー演じる
ドロシーとの恋愛・結婚の話です。ドロシーがとても魅力的です。                  

山崎隆弘

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check